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ズンバの効用 

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退職し、仕事の第一線から退くと、残る人生、何をすればいいのか、というのは、或る年齢以上であれば、かなりの比率で、誰しも考えることだろう。勿論、退職後に第二の職場、或いは、仲間と新しい会社を立ち上げて、或いは、全く新しい分野を開拓、という可能性もあるが、退職前と比べて、同じだけの時間と体力を使っている人はどれだけいるだろう?
私の場合、月から金、9時から5時(プラス、土日出勤と全米出張)、というルーティンの仕事は、10年ほど前に退き、それから3-4年ほど、パートで、地元の会社に所属する、という道を選んだが、その時から、一番考えたのは、如何に体力をキープできるか、という点だった。金さん銀さんの活躍などを、横目でみながら(彼女達の様に100歳以上、という訳にはいかないだろうが)体力の保存を真剣に考えたのである。

尤も、漠然と体力の保存という点については、既に、50代(1990年代)の辺りから、ニューヨーク・スポーツ・クラブ(NYSC)に加入している。その頃購入したコンドの隣がNYSCだったからだ。丁度、エアロビクスが流行っていて、週一回は、そのクラスに参加し、出張の無い週末は、車で30分運転して、ロング・アイランド(ナッソー・カウンティ)のグレート・ネックのNYSCクラブに通っていた。(比較的大きなプールがある)。NYSCのメンバーは、一応ホーム・クラブを決めるが、土日は他のNYSCの施設も使える。(料金体系は、様々であった。)

2008年、92Y(ジューイッシュの文化組織でYMCAに似ている)で、フラメンコのクラスがあるのに気がついた。フラメンコは、足捌きで足を、カスタネットで指先を、扇で手首を使う。これは、老化防止には、理想的ではないか、と、フラメンコのクラスを申し込み、今年の6月まで続けた。お陰で、フラメンコのステップとか、カスタネット・扇の扱いは、習ったものの、実際のダンスが、上達しない。何故か。先生が、お喋りなので、11時半から1時までのクラスで、その半分は、お喋りをしている。(時には、真面目にすることもあるのだが。)参加している生徒は、バレーを習ったり、ベリー・ダンスや、モダン・ダンスをしたり、という、ダンス好きの人も多いのだが、フラメンコのクラスに限れば、先生のお喋りで、実地指導は、毎回同じ練習内容で変わらず(つまり、上達しない)で、最初の2,3年は、真面目に、クラスに通い、発表会などにも参加したのだが、これでは余り体力保存にもならないなぁ、と、見切りをつけようか、と、思い始めた頃、ブロードウェイ48丁目のクラウン・プラザ・ホテルの15階にNYSCがあり、プールもあり、更に、そこで、ズンバというエクササイズのクラスに(基本料金のみで、メンバーは無料)参加し、ここを本拠地にしたのが、2011年。その少し前に、フロリダの友人の住むコミュニティーで、エクササイズとして、ズンバのクラスに友人と参加したのがズンバと出会った最初だったが、体を動かすのが楽しかった想い出があった。

ズンバの始まり
元々ズンバという種目があった訳ではない。コロンビアの、アルバート(バート)・ペレズというエアロビクスのインストラクターが、クラスで本来使うべき音楽のCDを持ってくるのを忘れてしまい、自動車の中にあった有り合わせのCD(ラテンのサルサ)を使って、ムーブメントも即興で振りつけたことから始まったという。この新しい振付は、道具は使わず、ヒップホップ、サルサ、武道様式、といった様々なスタイルをとりいれた全身運動で、1999年に、アメリカに紹介され、それ以後各地で、広まってきた。現在、米国では毎週、推定人口1200万人の老若男女が、ズンバのクラスに参加している、という。

私自身、フロリダで「ズンバ」を一回したことがある、という程度で参加したのだが、エアロビクスに似ているが、何しろ、体を動かす激しさと、汗の掻き方が尋常ではないことに仰天した。プール用の大きなバスタオルで汗を拭いながら踊り、最後には、タオルがしっとりする。クラスは、ほとんど45分だが、インストラクターによって、得手不得手、好み、運動神経がまちまちではあるが、激しく手足を動かすことが求められるのは同じで、必死で、インストラクターの真似をしながら、というのが実態である。だが、45分を無事終わらせた時の達成感は格別で、現在は、週に5日は、ズンバのクラスに参加している。昼間のクラスの場合は、ズンバの後、プールで泳ぐというダブル・アクションも気分爽快。

ところで、このズンバに使う音楽だが、ラテン系の音楽が多く、言葉も何を言っているのかもよくわからないのだが、何故か、体を動かしながら聞いていると、ある部分日本語に聞こえるのがある。最近、ほとんどのインストラクターが使っているのに、どうしても、「アリガトウ、アリガトウ、」と言っているとしか思えない曲がある。(踊っている時、どうしても、滝川クリスタルさんの“おもてなし”の顔が想いだされて。)また、「オリガミ、オリガミ、ああやってオリガミ」、と、聞こえるのもあり、鶴の折り紙が頭に浮かんできてしまって。

それから、これは最近気付いたのだが、ズンバに参加する男性が、徐々に増えてきているのだが、ズンバは、ダンスではあるが、どうも、女性の動きと男性の動きは、基本的に異なるのではないか、と思えてきた。女性は、手と足の捌きについては、かなり複雑な動きでも、何とか先生の真似をしてついていくのだが、男性は、手と足とで全く違う動きをする段になると、途端に、落伍する人が多いのに気がついた。これは男性は、マッチョ、力を競い会う運動は優れているが、ダンスみたいな流れになると、どう体を動かすのかお手上げ、ということだろうか?ズンバの先生は、ほとんど女性だが、時には男性の先生もいて、その時は、私達も、ダンスではあるが、精緻な動きが要求されている体操のような気がするのである。

一つ言えるのは、ズンバは、女性のボディ・ビルディングには向いているのだろう、ということだ。インストラクターの女性は、誰も、引き締まった体、コカコーラの瓶並のスタイルで機敏である。ズンバの衣装が、覆う面積の極めて少ない布だ、ということもある。男性インストラクターの場合、大抵は、ダボダボ・ルックだから、見た目からもハンディが大きいかも。

とはいえ、最後は、踊らにゃソンソン、というのが、高齢者の体力作りでは一番モノを言う。

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