FC2ブログ

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

海外で病に罹ったら 

このブログを始めた初期の頃、私は、旅行傷害保険は必要か?というブログで、旅行保険に頼らず、日頃の備えが大事だ、という点と昨今の旅行事情が複雑になった点を述べたと思う。その後、あちこちを旅行して、これから東欧に行くことになった。あと3日で出発という今日、リンクトインからのメールで、タイトルの記事を読んだ。今回、ボスニア・ヘルツェゴビナ(コソボを含む)、クロアチア、スロベニアという1990年代のバルカン紛争後に成立した国々を訪れる。現在は戦争後の復興を遂げ、米国からの旅行者も多いが、ヨルダン・エジプトに旅をした時とは違った緊張感を感じていた。

出発近くに読んだこの記事は、ジョン・ホプキンスという大学の国際医療部門のCEO、スティーブンJ.トンプソン氏が寄稿したもので、医療の面では、国連関連組織のいわば、紛争地の情報を第一線で蒐められる立場にいる人、いわば旅の達人のアドバイスである。
以下は、そのお勧め内容の翻訳版。

canstock0842065[1]


海外で病に罹ったら

インドで数年前に足を折った時、その地域の病院には、添え木や、松葉杖、プラスターなどの常備が無く、近くのマーケットに使いを出して買って来てもらわなければいけないのに私はビックリした。とはいえ、医療のレベルは、むしろとても良かったのだが。

海外に行く旅行者の3分の2は、旅行中に何らかの健康問題に直面するというのは、国連報告にある。その多くは、私がインドで受けたほど良い治療を受けられていないのが事実である。私の場合は、単なる幸運ではない。何故なら、私は国際医療畑で働いているので、大抵の国で、どうしたら良い治療や安全な薬を手に入れられるかは良く識っているからである。だが、一般の人でも、海外でお粗末な治療を避けるには、専門家や、旅行の達人である必要は無い。幾つかの大事な点を抑えればいいのだ。以下は、私が薦める方法である。

旅行に発つ前にしておく事。

識っておきたいことは、医者や病院に直接連絡をするのは誰か、である。こうしたサービスを約束する旅行保険は買えるが、先ずは自分が働いている会社の人事部、クレジット会社、旅行クラブ、その他の組織が、医院紹介のホットラインに入っているか調べよう。初めて訪れた街で、独りで吐き気や激しい痛みに襲われてから、探すのでは無く。

スマホを携帯する。

最近では、現地の言語、病院などの情報を国際ネットにのせているアプリがある。発つ前に、正しい(信頼の置ける)情報のアプリを入れて置き、それが訪れる国の場合、どう働くのか識って置くこと。仮に使用中に作動しなくなった場合は、故国の友人、家族、同僚に助けを求めて、そちらからラップトップで作業してもらう。訪問先での、大使館、領事館の住所などの連絡先も、予め調べておくこと。殆どの場合、緊急医療対策は取れる態勢にある。

病院はお墨付きを探す

入院が必要な時は、お墨付きの病院を探そう。最も広く認められているのは、JCI (Joint Commission International 国際医療委員会)の認定を受けた病院である。ここから、認可を得た病院を探すことが出来る。ジョン・ホプキンスは多くの海外の病院の認可に関わり認可レベルを監査しているので、基準はかなり厳しいものである。尤も、国によっては、自国の基準を使うこともあるので、一概には言えない。もし、病院を紹介されたら、電話で、どういった認可を得ているのか聞いてみる。もし、回答があやふやな場合は、他の病院を考えることもアリだ。

医療問題に対処するには、当初から予防で当ることだ。出発前に、地域のクリニックか、Centers for Disease Controlの中の、 Travelers Health ウェブサイト、ここで、訪れる地域で感染病が発生しているかどうか、チェックし、ワクチンや、対処薬を備えておく。旅の途中は、日頃の抵抗力と事故を避ける能力を発揮する時だ。過度に無理したり、疲労したり、脱水症状に襲われたり、慣れない食べ物を過度に食べることは慎しもう。(とはいえ、旅の醍醐味も食にあるのは事実だから、難しいが。)携帯荷物には、医療対処用セットを入れておく。
人によっては、睡眠薬を使う人も居るが、副作用については医師の意見を聞いておくこと。

自分でレンタカーをするのは控えたほうが良い

特に、インド、中国では、運転のスタイルが米国の路上とは全く異なる体験となることを覚悟すべきだ。)歩いている人には充分注意すること。(何をしでかすか判らないので。)目的地への道順を識っている人がいて、先方も到着時間を識っている人がチェック出来るようにしておくこと。
自前でプラスターや松葉杖を持参しろ、とまでは言わないが、ホンの少しの事前の準備と知識が、不幸な驚愕を防ぐコツである。
*****

この記事を読んだ私は、早速訪問国の日本大使館の住所・電話、緊急時電話番号などをプリントし、同時に各国で注意事項があるかどうか外務省サイトで調べてみた。驚いたのはクロアチアと、ボスニア・ヘルツェゴビナでは、MERSコロナウィルス感染(中東呼吸器症候群)が、サウジアラビアからヨルダンなど地中海沿岸を北上している模様。地続きの場合、こうした可能性もある、ということが改めて判った。

と、すれば、シリアは、サウジより、もっと近いではないか。アサドさんの病菌化学品ミサイルは、どうなるのか?「人生は旅」、という言葉が迫ってくるのはこうした時である。

スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。